伝統の技に培われた「張り子」の世界

絵羽馬堂

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更新日  2014年05月12日

ホーム張り子とは

張り子の虎

その昔、とある山間部の村落に魔物が住みつき村人が大変困っておりました。
ある日の事、夕日に映えて美しい大きな滝の岩場に気高く神々しい虎が村をじっと見据えておりましたが、次の瞬間、疾風のように村へ駆け下がりあっという間に魔物を退治してしまいました。
村人はたいそう喜び家の守り神として虎を奉りました。
このような事故にならない虎は神の使いとして魔を封じる為に魔除けとして、また百獣の王としての虎にあやかり出世虎として、また戦えば必ず勝つ事から戦勝虎として商家などに今でも虎を飾る習慣があります。
力の象徴、守り神として在ることで、何でもできる気がする、この虎が一緒にいるおかげで何かを成すことができると思っていただければ幸いです。(おかげ効果)
時々頭を撫でてください。嬉しそうに頭を振ります。

 

作り方

1.型を作る

  • 粘土を材料とし作りたいもの(虎やだるま)の形を整えます。
  • 型をたくさん作る必要がある時は粘土で作った型が硬くなる前に石膏で抜き型を作ります。
  • 石膏で作った型に粘土を詰め粘土型を作り乾燥させます。
    (乾燥した粘土型はそのままもしくは素焼きにします)
  • 最後に乾燥した型に和紙を張り柿渋を濃い飴色になるまで塗り重ねます。
    (型が水をはじくために塗るのですが現在では特殊なコーティング剤を使っています)

 

2.型張り

  • 和紙や用紙など紙を数枚重ねて張り合わせ、これを丸めてよくもみ柔らかくします。
    紙をもんだら再び広げて伸ばし型に貼るために型ごとのサイズに手で切ります。
  • 次に型を油布で(布などに油を含ませたもの)拭き、切った紙を貼ります。
    糊を使いながら紙と紙がはがれないように張っていきます。
    型から抜きやすいように切れ目を入れて張り上げ乾燥します。

 

3.取り付け

乾燥したものを型から抜き膠(昔の接着剤)で切れ目を接着していきます。
部品(虎の耳など)を取り付ける必要があるものも一緒にとりつけていきます。

 

4.目張り

部品ごとに取り付けが終わったら和紙で切れ目を張っていきます。
目張りが乾燥したら虎の足などを取り付け再度取り付けた個所を目張りしていきます。

 

5.下地作り

胡粉(貝殻の粉)と膠(ゼラチン)とお湯で塗料を作り下地に塗っていきます。(2~3回)

 

6.着色(絵付け)

仕上がった下地に色をつけていきます。
模様を入れたり顔をかいていきます。
絵付けが終わったらニスを塗っていきます。

 

7.仕上

ニスが乾燥したら再度絵付けをしたり部品(虎の重りやひげ等)を付けて完成です。